年末といえば大掃除ですが、断捨離をしてモノが少ない状態であれば、大掃除も簡単にできます。
冬至の12月22日までに整理できたなら、あなたは素晴らしい新年を迎えることができることでしょう。

掃除が苦手だった、かつての私

断捨離に出会う前のわたしは、年末というと憂鬱になるのでした。なぜなら、「大掃除」という言葉に
アレルギー反応があったほど、片付けも掃除にも苦手意識がありましたから。

結婚して3人の子供がいて、仕事も続けて、「忙しい」「疲れた」そして常にイライラしていたように
思います。夫は育児には協力的でしたが、仕事から帰宅するのは夜も遅く、土日休みはなく、シフトで
平日休みが多かったので、子ども達をわたしが一人で見ながら、家事をしていました。

長女が3歳の時、憧れの新築マイホームを手に入れたにも関わらず、気づけば汚部屋のような住空間に
なっていました。床には、掃除機が出しっぱなし、子ども達のオモチャや洗濯物など、ゴチャゴチャ
っとしていましたね。テーブルの上にも常にモノが乗っかっていて、キッチンのシンクには洗っても
洗っても、洗い物がなくならない状態。キッチンの上にも調味料からペットボトルなど、分別すべき
ゴミも置かれていて、どこを見てもスッキリしているところなんて見当たりません。

断捨離の本と出会って

巷に、「断捨離」という捨てる片付けが、本も売れているし、何やらいいという評判があちこちから
聞こえ、何を読んでも実行できなかったわたしは、半分諦めていたものの、やっぱり買わずにはいら
れない衝動にかられて、「断捨離」の本を買いました。なんだか、それまでに読んだ本とは毛色が
違います。
目から鱗が何枚剥がれ落ちた事でしょう。一気に読みました。読み終わらないうちに、もう捨てたく
なっていました。こんな気持ちは初めてでした。

この年、年末の大掃除というか、とにかく溜め込んでいた不要なモノたちを捨てていきました。
お正月のしめ飾りをかける玄関は、初心者にもお勧めの場所だと本にも書かれていたので、玄関掃除を
したことは印象に強く残っています。
玄関の三和土を、何回も何回も水拭きしたのですが、何回拭いても雑巾がいつまでも茶色でくじけ
そうになったことをよく覚えています。今思えば、ブラシを掛けなければならないほど汚れていた
のに、ブラシもかけずに、濡れた雑巾でひたすら拭き続けていました。とっても疲れましたが、
玄関の三和土って、こんなに白っぽかったんだと知り、嬉しくもあり、ここまで汚していた自分を
ダメな自分とも思いましたが、なにせやりたい場所が次々とあったので、自分を責めている時間さえ
惜しむように、断捨離&掃除を繰り返し、お正月もずっとやり続けたのでした。

いつの間にか断捨離トレーナーに!


これが、わたしが断捨離と出会った年末&年始の大大大掃除でした。
そして、あれから10数年が経ち、今、わたしは、断捨離の著者やましたひでこ公認の
断捨離トレーナーになってしまいました。
かつてのわたしのように、片付けが苦手、掃除が嫌い、そんな方のサポートや断捨離基礎講座などを
やっています。
汚部屋でイライラしていたわたしが、断捨離トレーナーになるだなんて、全く想定外の展開が起きて
いるのです。

これからもよろしくお願いします

これから、このブログには、わたしの断捨離トレーナーとしての活動や、自宅の断捨離のこと、日々の
生活のこと、そして過去を振り返っての苦い思い出などを綴って参りますので、断捨離にご興味の
ある方もアンチ断捨離の方も、よろしかったらどうぞお立ち寄りくださると嬉しいです。

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